2009年8月アーカイブ

本日、当院のメニューの中でも人気のひと品をご紹介いたします。

その名も

「玄海産の真鯛のカニクリームつつみアメリケーヌソースぞえ」です。

 

名前ながっ! というお声が聞こえてきそうですが・・・。

でもこのお料理、だてに名前が長いわけではありません。

名前にふさわしく、とっても豪華なひと品なんです。

 

レシピをご紹介すると、まず、紅ズワイガニの身をほぐして香りよく焼いたものに

自家製ベシャメルソース(フランス風ホワイトソース)をあわせて、カニクリームをつくります。

つぎに、新鮮でおいしい魚の宝庫「玄界灘」でとれた真鯛をうすくスライスして

さきほどのカニクリームをサンドして、焼きあげます。

最後にかけるソースは、えびのうま味たっぷりのアメリケーヌソース。

 

しかも、これフランス料理のコースのメニューではありません。

いつものお夕食メニューのひとつなんですよ。

それなのに ①カニ ②タイ ③エビ

という、竜宮城でも主役級のすてきな海の幸が、たっぷり入っているのです!!

 真鯛のカニクリーム包みS.jpg

この写真をみて

「おいしそうだけど、揚げものは高カロリーだし」

と思ったあなた。なんと、なんと。

この料理は、揚げていないんですよ~~。

みなさまの体調や母乳への影響なども考え、シェフがアロゼ(arroser)して、しあげました。

アロゼとは、溶かしたバターや油、焼き汁などをかけながら焼いていく調理法で

油やバターが少量ですむのが特徴なんです。

 

 おいしくて豪華なお料理を、たくさんめしあがっていただきたい!

でも、ご出産後の大事なお身体、もちろん大切にしていただきたい!

 

このふたつをうまく両立させるため、スタッフは今日も知恵をしぼっております。

当院では毎月、ベビー・マッサージの教室をおこなっています。

 

赤ちゃんは、だいすきなお母さん、お父さんに触れられると心のやすらぎを感じます。

そしてその心地よさが、赤ちゃんの生命力を活発にしてくれるのです。

お母さんの手って、まさに魔法の手なんですね。

 

でも、それだけではありません。

赤ちゃんの身体にていねいにふれることで、お母さんはもっと赤ちゃんの

身体をしることができ、心のきずながいっそう深まっていくはずです。

 

それに、まだ言葉がつかえない赤ちゃんとのコミュニケーションはたいへん。

赤ちゃんがよろこぶコツをつかむのも、赤ちゃんの不調を正確にキャッチするのも

なにかと忙しく、責任あるお母さんにとって大事なことですよね。

 

なんて、ついくどくどと説明をいたしましたが。

なんといっても、マッサージです!!

ほら、この赤ちゃんもお母さんの魔法の手のおかげで、もうぐっすりおやすみ。

気持よさそうですね~~。

ベビーマッサージS.JPG当院で、ベビーマッサージの指導を担当するスタッフは

ベビーマッサージの産みの親といわれている英国のMr.Peter Walkerから

直接、指導を受けています。

ちなみ人形の「はなちゃん」のおなかにはピーター・ウォーカー氏からいただいたサインが!!

ベビーマッサージhana1.jpgはなちゃん・・・。

ちょっと、なんというか、あられもない姿で、すみません。

でも、ベビーマッサージ教室のときには、みなさんにマッサージ方法をお伝えするため

こうしてスタッフとともに大活躍していますのでぜひ、あいにきてください。

                    ご参加は、「Club Amagase会員」限定です。

夏は、帰省や旅行のシーズンですね。飛行機.jpg

お母さんたちから「赤ちゃんはいつ頃から飛行機に乗れますか?」

というご質問をいただくことがあります。

 

まず、生後1週間以内の赤ちゃんは、身体がまだ安定していませんので

飛行機には乗せないでください。

それから、心臓病のある赤ちゃんは注意が必要です。事前に、医師に相談してください。

 

身体が安定してきても、赤ちゃんは自分で耳ぬきをすることができません。

気圧の変化による耳の不調にも、とっても敏感ですので、耳が痛くなったときのために

飛行機に乗る前に、おしゃぶりや授乳の準備をしておいてください。

とくに離着陸のときは、飲み物などを与え、あらかじめそなえておくことが大事。

 

航空会社からも、いろいろなサービスが提供されています。

空港内で使えるベビーカーや、機内に設置できるベビーベッド(バジネット)の貸し出し。

赤ちゃん連れの方の優先搭乗やミルクづくり、紙おむつの貸し出し、果汁100%のジュースの

サービスなど、赤ちゃんのためのサービスって意外とたくさん。

とくにフライトが長時間におよぶときは、ベビーベッドの存在は貴重です。 

ベビーベッドは要予約。航空会社によって、サービス内容が一部異なります。

 

赤ちゃんの飛行機デビューの際には、ぜひ事前に航空会社へお問い合わせのうえ、

いろいろなサービスをどうぞ上手に、ご活用なさってみてください。

夏の思い出

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8月9日。当院の近くの春日公園で、「春日あんどん祭り」が開かれました。

町にはたくさんの人があふれ、イベントや打ち上げ花火にいろどられ、楽しい一日に。

 

入院中の皆さまにも、大空に打ち上げられる花火をみたり、金魚をすくったりして

お祭りをおおいに楽しんでいただきたいところですが、そうはいきません。

 

考えてみれば、入院中のお母さんたちはみんな、この夏、赤ちゃん一色。

おでかけも、海水浴も、旅行も、バーゲンセールだって、なにもかもお預け。

もちろん、赤ちゃんの誕生は「何にもまさる喜びと楽しみ!」ではありますが。

 

そこで、私たちルームセクレタリーは、町が「あんどん祭り」ににぎあう夜、

入院中のみなさまに、花火のフレームつき記念写真をプレゼントいたしました。

いまはまだ小さな赤ちゃんだけど、もっと大きくなったら、いっしょに花火をみて

「あなたが生まれた夜も、花火があがってたのよ」

となつかしく思い出話ができますように。

そんな気持ちをこめて。

花火.JPG

VIVA★夏野菜

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なす、ピーマン、きゅうり、トマト、おくら、ゴーヤ、とうもろこし、大葉・・・。

暑いさかりに旬をむかえる夏野菜は、身体から余分な熱をとりさって

つかれた身体を癒してくれる、そんな優秀食材です!

夏野菜S.JPGなすには、ポリフェノール、アントシアニン、ナスニンなどが含まれ、抗酸化作用があることは

有名ですよね。美肌効果も期待でき、食欲の落ちる夏には、のど越しもよくて美味しくて

女性にはホントに嬉しい夏野菜です。

それから、とうもろこし。ビタミンBやカリウム、食物繊維と身体によい栄養素がたっぷり。

疲労を回復させ、胃腸の状態も良くしてくれます。

 

でも。夏はどうしても、食欲が落ちてしまいがち。

優秀夏野菜も、なんとなく食がすすまなければ、せっかくの効果を発揮できません。

そこで、シェフもひとくふう。夏のメニューには「夏野菜の天ぷら」をご用意しています。

とくに、とうもろこしは、輪切りにしたものをそのまま揚げた、ちょっと珍しい形。

 

最初は「え~、コレ、かぶりつくの!?」と、困惑顔の方もいらっしゃいますが。

「申し訳ありませんが、ぜひに」と、お願いしております。

とうもろこしは、大きく口をあけてがぶっといくのも、おいしさのヒケツ。

食物繊維のためにも、ひと粒ひと粒食べるより、がぶっといっていただく方がマルなのです。

さくっとあがった夏野菜。栄養とおいしさ、両方をお楽しみいただく夏のメニューです。

夏野菜の天ぷらS.JPG

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