『新生児蘇生法』という言葉を聞いて、
ほとんどの方が「それって何?」と思われるでしょう。
胎児の間、とても快適なお母さんの子宮の中で成長した赤ちゃんは
いよいよ分娩が始まると、狭い産道を通って寒い外の世界へ生まれてきます。
そして産声とともに肺で呼吸を始めるのですが、中にはお産のストレスで
元気がなくなったり、うまく呼吸ができなかったりする赤ちゃんもいます。
そんな赤ちゃんが胎外での環境にいち早く適応できるようにお手伝いするのが、
新生児蘇生法で、日本周産期・新生児医学会他多くの先生方が研究され、数年毎に改訂されます。
当院のスタッフも講習会を受講し、定期的にトレーニングをしており、先日も福岡山王病院において
2010年に改訂された内容についてのアップデート講習を受講してまいりました。
写真はアップデート講習をもとに院内で勉強会を行っている模様です。
当院で生まれるすべての赤ちゃんが無事に元気ですごせるよう、日々努力しています。