CHEF: 2009年11月アーカイブ

「Buillon」の秘密

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あまがせ産婦人科自慢の、おいしい料理の秘密。

前回は、素材にせまってみましたが

今回はスープ、お出汁の秘密をご紹介したいと思います。

 

当院では、シェフの方針で、和風だしも洋風だしも

既成のブイヨン(buillon)やだしの素は、いっさい使っておりません。

 

その理由は、ふたつ。

もちろん、「おいしい」という味へのこだわりと

既製品には、ほんとうに安全な食品だけを使っているか

確認できない、というシェフのこだわりからなんです。

 

もしかすると、本格的な和風だしは、皆さんも

お家でつくられることがあるかもしれません。

比較的、短い時間でつくれますし、材料も少なめですし。

 

でも。

洋風だしは、すこしちがいます。

当院では、鶏ガラや豚骨、お肉、お野菜など

ほんとうに、いろいろな食材をたっぷりと

大きなお鍋にいれて、1日じっくりと火にかけて、つくるんです!!

 

【初公開!! これが当院のスープ作成中の様子です】

コンソメS.jpgこうしてできたものが、いわゆるブイヨン(buillon)。

これが、やがて、みなさんもおなじみの

コンソメスープにも、なるんですね。

今では、スープの素が出まわって

なんとなくお手軽なスープのような印象がありますけど。

でも。

コンソメ(consomme)って、フランス語では

「完成された」という意味だとか。

 

たしかに。

琥珀色に澄んだシェフのコンソメスープからは

あっさりしているようで、深みがあって。

濃厚なようで、涼やかに喉をとおり過ぎていく・・・。

そんな、うまみ「ギュ」な感じの、完成された味がしてきます。

コンソメスープS.jpg

 

当院の自慢の料理たち。

おいしさの秘密は

素材えらび、調理方法、もりつけ、スタッフの愛情、などなど

たくさんあります。

 

今日は、そのなかのひとつ「材料の秘密」

迫ってみたいと思います。

野菜料理S.jpg

彩りのよい、お野菜たち!

はたして、この野菜はどこからやってきたのでしょう?

逆流して、探してみたいと思います。

 

スライド1SS.jpg当院の厨房をのぞいてみると。

おおっ! みんな、額に汗して、一生懸命働いております~~。

日頃、患者さまや外部の方々と接することの少ない部署ですが

当院でも1、2を争う「働きもの集団」なんですよ。

(ちょっと自画自賛) 

 

で、野菜はどこだ??

 

あ、ありますね~~。

新鮮そうな、お野菜たちです。

野菜①.JPG

これって、いつ獲れた野菜ですか?

えっ、今朝??

それ、ほんとですか???

 

はい。じつは、ほんとうなんです。

なんと。

当院には、「契約菜園」が、あるんですよ~~。

その名もなんと「あまがせ母と子の菜園!!」

えっへん。

 

え~、「契約菜園」?

どこ、どこ?

 

では、行ってみましょう!

スライド1SS.jpg

わあ、ほんとだ。野菜がいっぱい!!

でしょ~。 

これが、当院自慢の野菜畑です!

みなさんの大事なお身体に入るものですから

農薬などの使用は極力おさえ、手塩にかけて

大切に大切に、育てたお野菜たち。

菜園2S.jpg 菜園1S.jpg

 

菜園5S.jpg 菜園4S.jpg こうして、今もスクスク育っております!

このお野菜たちも、明日になれば

シェフの手を経由して、おいしいお料理に大変身。

入院中のみなさんのお部屋へ、まもなく届きま~す。 

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