ここ10年ほどの間で、発症する人がぐっと増えてきている
子宮頸がん。
でも、この子宮頸がんの発症が
「ワクチンによって予防できる!!」
ということを、ご存知ですか? ピロリ菌が胃がんの原因のひとつ、というのは
もう、かなり知られていますよね?
これが広く知られるのにともなって、胃がんの死亡率は
減少してきています。
じつは、子宮頸がんも、発症の主な原因となっている
ウィルスの存在が、すでに分かっています。
その名も
「発がん性ヒトパピローマウィルス」
(・・・・のなかでも、とくに16型と18型)
※ちょっと細かくてすみません
おそらく、あまり聞いたことない名前だと思うのですが
じつは、ごくありふれたウィルスで
半分以上の女性が、生涯のうち1度は感染するのだとか。
ウィルスは、性的な接触により、感染します。
ただ、90%近くの場合、ウィルスは自然に排除されます。
C=(^◇^ ; ) ちょっと、ほっ!
しかし、油断はできません。
残りの10%は感染し、その感染が長期化することで
細胞が変化し、やがてがん細胞へとなってしまうのです。
つまり、このウィルスへの感染を防ぐワクチンを接種することで
子宮頸がんを予防できるようになった、というわけです!!
このワクチン(名前はサーバリックスといいます)は
10歳以上の女性に、接種が可能です。
欧米では、まだ性交渉の経験のない10歳~14歳くらいの
お嬢さん方への接種が効果的として、積極的に実施されているようです。
日本でも、「親子でワクチン」という方が、じょじょに増えています。
もちろん、ある程度、年齢を重ねたご婦人方だって、
(※接種可能な年齢については、どうぞご相談ください)
まずはワクチンを接種して
さらに、定期的に 「がん検診」 も受けていただくと
ほんとうに安心! なんですよ。
大切な自分の身体を守るため
大切な家族を守るため
その一歩が、あなたの人生を大きく変えてくれるかもしれません!
※ワクチンの接種は、ご予約が必要です。ご来院の上、ご相談ください。