ドクターズ・コラム

2017.08.26 / 無痛分娩, 自然分娩

【当院の取り組み その1】 安全なお産を皆様に提供するために、当院では定期的に助産師・看護師の院内教育を行っています。

福岡市、春日市、大野城市、太宰府市、筑紫野市、那珂川町などを中心に、福岡の妊婦さんにご来院頂いているあまがせ産婦人科・院長の吉冨です。
当院では、安全なお産を皆様に提供するために、定期的に助産師・看護師の院内教育を行っています。
今日はその一部をご紹介します。

 

院内教育の必要性

妊婦さんは体調を崩しやすく、時には命に関わる状態に陥ることがあります。また、お産中はお母さんも赤ちゃんもいつ緊急事態が起こるかわかりません。そんな中で、我々は産科のプロフェッショナルとして、いつでも適切に対処できるように訓練を受ける必要があります。安心して当院でお産をしてもらえるように、病院が一丸となって、日々努力をしています。

 

当院の院内教育の特徴

当院の院内教育には大きな特徴があります。私が新生児蘇生法専門インストラクターであること、また、産科救急対応の教育プログラムであるALSOの認定インストラクターであることから、積極的に人形を用いたシミュレーション教育を導入していることにあります。座学による知識だけでは産科の救急には対応できません。できる限り、現場の状況に沿った教育を行うことによって、迅速で適切な対応がとれるようにしています。また、当院では無痛分娩を行っています。私が周産期専門医である反面、産科麻酔の教育を受けた上での麻酔科標榜医でもあることから、無痛分娩の管理における院内教育にも力を入れています。

 

院内教育後の復習

一度の院内勉強会だけでは到底すべてを網羅することはできませんし、時間が経てば忘れていきます。日々の診療で悩んだことや知識の共有を図るべく、個人的に指導や教育を行うこともありますし、個々の症例でのミニ勉強会を不定期に行うこともあります。気を抜かず、常に最良の対応ができるよう、日ごろからステップアップできるように目を光らせています。

 

続けていくことの意義

お母さんや赤ちゃんの緊急事態はできれば起こってほしくはありません。しかし、お産の現場では常に緊張感をもって対応する必要があります。当然、緊急事態が起こる頻度は多くありませんが、それゆえ、対応の仕方を忘れてしまったり、もたついたりしてしまうものです。院内教育は定期的にかつ、継続してこそ真価を発揮できます。これからも質の良い、院内教育が続けられるよう私も工夫が必要だと思う今日この頃です。

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