ドクターズ・コラム

2017.09.06 / ドクターズコラムについて

【当院の取り組み その2】当院では医師による教室や助産師・看護師・保育士からのクラスや催し物を多数行っています。

院長の吉冨です。

当院では、妊婦さん本人や家族に妊娠・出産・育児に対するきちんとした知識を身に着けていただき、有意義な妊婦ライフを過ごしていただきたいという思いから、医師による教室や助産師・看護師・保育士からのクラスや催し物を多数行っています。

 

妊娠・出産・育児に対する妊婦さん自身の学習はとても大切なこと

妊娠中は人がかかる可能性のある全ての病気になる可能性がありますが、妊娠しているからこその特殊な症状や病態になることがあります。例えばインフルエンザは妊娠中でももちろんかかりますし、虫垂炎にだってなります。しかし、切迫早産などは妊娠していなければ起き得ませんし、そもそもお腹の赤ちゃんのことを気にかけて生活する必要があります。また、出産はもっともお母さんも赤ちゃんも危険にさらされる一大イベントです。安全にお産をするには様々な医療の介入を必要とすることがあり、我々医療スタッフ任せにするのではなく、一緒に考えてお産に臨む必要があります。産後のケアについても同様です。妊娠中から準備をしておくことがスムーズな育児につながります。

 

医師による教室


助産師によるクラスや教室はいろんな病院で開催されており、妊娠や出産、育児について必要な知識や考え方を教えてくれます。当院でももちろん助産師・看護師・保育士によるクラスや催し物を開催し、ママ同士の交流を深めてもらう企画なども積極的に行っています。ただ、医師による一般向けの教室を行っている病院はほとんどありません。医師でなければお伝えできないような話や病気に対する考え方、よくある相談事の対応方法など、妊娠・出産を控えている方には是非知っていただきたい知識をいろいろな角度でわかりやすく解説しています。今、私が開催している教室(院長によるドクタークラスシリーズ)の内容は、妊娠中のトラブルについて、出生前診断について、医療介入を必要とする分娩方法について、無痛分娩についてです。

 

私が教室を通じて伝えたいこと

私が教室をはじめた動機はとにもかくにも、正しい知識を持ってもらって、一緒に妊娠・出産を安全に乗り越えていきたかったからです。皆さんが考えている妊娠・出産とは多くの場合、希望や幸せに満ちており、危険や不幸事が自分に降り注ぐなどとは微塵も考えていないことがほとんどです。しかし、現実には様々なトラブルや予期しない出来事が待ち受けていることがあり、それに備えておく必要があります。私は皆さんにできるだけ幸せな妊娠生活、出産、その後の生活をスタートしてほしいと切に願っています。そのためには少し専門的な内容でもきちんと考える時間を作って、一緒になって考えていきたい。そうすればおのずと良い結果がついてくるのだと信じています。

 

妊婦さん本人、その家族、医療スタッフが同じ方向を向く

妊婦さん本人や家族の方々と、我々医療スタッフとがあまりにも知識や認識がかけ離れすぎていた場合、一緒に考えて良い方向性を導き出すことが困難な場合があります。一方的に我々の言うことをきくだけでは不満が残ることもありますし、皆さんの要求を無条件に受け入れると危険が生じる場合があります。安全・快適に妊娠・出産がすすむようにするための近道はみんなが同じ方向を向くことだと思います。私どもの教室やクラスがその一助になれば幸いです。

当院のかかりつけでない方も大歓迎です。是非一度、教室をうけてみませんか?きっと今後に役立つ知識を得たり、妊娠・出産に対する考え方が変わると思いますよ。
教室・イベントの詳細はこちらから⇒http://www.amagase.jp/event
カレンダーになっていますので、時間を見つけてぜひご参加ください。

 

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