ROOM: 2010年3月アーカイブ

わたしたちルームセクレタリーが

であった、「こころ」のふれあい。

今回は、可愛いお嬢さんのお話をさせてください。

 

分娩室に運ばれたお母さんを

ドアの外から、心配そうにみつめている4歳の女の子。

それが、もえちゃんでした。

 

「早く赤ちゃんにあえるといいね!」

わたしが声をかけると、もえちゃんはいいました。

「きょう産まれたら、もえと同じ誕生日だよ!」

「まあ! そうなの?」

女の子.pngそして、お母さんはその日にぶじご出産。

お部屋へごあいさつへ行くと

「お姉ちゃん、もえと同じ誕生日になったよ!」

もえちゃんは、おおよろこび。

思わずこちららまで、手をたたいて喜んでしまいました。

 

それから2日後。

いつもお部屋にいたもえちゃんが、今日はいないみたい・・・。

お母さんにおたずねすると

「じつは・・・」

といって、お手紙をわたしてくださいました。

 

その手紙には

 「いつも、ママのおせわをしてくれてありがとう」

という言葉。

 

なんでも、昨日まで「ママが心配だから病院へ行く」

と、いいはってきかなかった、もえちゃん。

わたしたち、ルームセクレタリーが、お母さんのそばについているのをみて

  「お姉ちゃんがいるから、ママはもうだいじょうぶ」

といってくれたのだとか。

 

もえちゃんの、お母さんを思う優しいこころ。

それから、お姉ちゃんになって「がんばろう」とする強いこころ。

さらに、わたしたちに「ありがとう」と伝えてくれた感謝のこころ。

 

思わず、涙がでそうになるくらい、うれしい体験でした。

赤ちゃんとお姉ちゃん.pngもえちゃん。 すてきな出会いをありがとう!!

 

お母さんがお産のとき。

お母さんは、もちろん大変です。

でも、がんばっているお母さんを待つ家族も

ドキドキだったり、ハラハラだったり

長い長い時間が、流れていきます。

 

そんな時、私たちルームセクレタリーが

気にかけているのは、小さなお兄ちゃん、お姉ちゃんたち。

 

赤ちゃんの誕生は、うれしいことだけど。

正直、おちびちゃんたちの胸のうちは、いろいろと複雑。

 

「お母さんをとられそうで、心配・・・・」

  うんうん、それもあるでしょうね。

 

でも、実際に声をかけてみると

「お母さんがだいじょうぶか、心配なの」

と思いつめた表情で、相談してくれたりします。

 

自分の気持ちはおさえて

いっしょうけんめい、お母さんの心配をしているんですね・・・・。

 

そんなとき、ルームセクレタリーが

ポケットから取り出すのは、このコマ!!

こま.jpg

強いお兄ちゃん、お姉ちゃんになるために

大きなチャレンジに、挑戦中のみんなに

  少しでも、楽しい時間を過ごしてもらいたい!

 

コマをみて笑ってくれた、その笑顔が

わたしたちには、最高のよろこびなんです。

たまに、お父さんから

  「このコマどうやってつくるの?」

と聞かれることも!  (o^-^o) うふふ。

こまを持つスタッフ.jpg

がんばれ、小さなお兄ちゃん、お姉ちゃん!

わたしたちが、いつも応援しているよ!

 

このアーカイブについて

このページには、ROOM2010年3月に書いたブログ記事が含まれています。

前のアーカイブはROOM: 2010年2月です。

次のアーカイブはROOM: 2010年5月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。