わたしたちルームセクレタリーが
であった、「こころ」のふれあい。
今回は、可愛いお嬢さんのお話をさせてください。
分娩室に運ばれたお母さんを
ドアの外から、心配そうにみつめている4歳の女の子。
それが、もえちゃんでした。
「早く赤ちゃんにあえるといいね!」
わたしが声をかけると、もえちゃんはいいました。
「きょう産まれたら、もえと同じ誕生日だよ!」
「まあ! そうなの?」
そして、お母さんはその日にぶじご出産。
お部屋へごあいさつへ行くと
「お姉ちゃん、もえと同じ誕生日になったよ!」
もえちゃんは、おおよろこび。
思わずこちららまで、手をたたいて喜んでしまいました。
それから2日後。
いつもお部屋にいたもえちゃんが、今日はいないみたい・・・。
お母さんにおたずねすると
「じつは・・・」
といって、お手紙をわたしてくださいました。
その手紙には
「いつも、ママのおせわをしてくれてありがとう」
という言葉。
なんでも、昨日まで「ママが心配だから病院へ行く」
と、いいはってきかなかった、もえちゃん。
わたしたち、ルームセクレタリーが、お母さんのそばについているのをみて
「お姉ちゃんがいるから、ママはもうだいじょうぶ」
といってくれたのだとか。
もえちゃんの、お母さんを思う優しいこころ。
それから、お姉ちゃんになって「がんばろう」とする強いこころ。
さらに、わたしたちに「ありがとう」と伝えてくれた感謝のこころ。
思わず、涙がでそうになるくらい、うれしい体験でした。
もえちゃん。 すてきな出会いをありがとう!!