「Buillon」の秘密

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あまがせ産婦人科自慢の、おいしい料理の秘密。

前回は、素材にせまってみましたが

今回はスープ、お出汁の秘密をご紹介したいと思います。

 

当院では、シェフの方針で、和風だしも洋風だしも

既成のブイヨン(buillon)やだしの素は、いっさい使っておりません。

 

その理由は、ふたつ。

もちろん、「おいしい」という味へのこだわりと

既製品には、ほんとうに安全な食品だけを使っているか

確認できない、というシェフのこだわりからなんです。

 

もしかすると、本格的な和風だしは、皆さんも

お家でつくられることがあるかもしれません。

比較的、短い時間でつくれますし、材料も少なめですし。

 

でも。

洋風だしは、すこしちがいます。

当院では、鶏ガラや豚骨、お肉、お野菜など

ほんとうに、いろいろな食材をたっぷりと

大きなお鍋にいれて、1日じっくりと火にかけて、つくるんです!!

 

【初公開!! これが当院のスープ作成中の様子です】

コンソメS.jpgこうしてできたものが、いわゆるブイヨン(buillon)。

これが、やがて、みなさんもおなじみの

コンソメスープにも、なるんですね。

今では、スープの素が出まわって

なんとなくお手軽なスープのような印象がありますけど。

でも。

コンソメ(consomme)って、フランス語では

「完成された」という意味だとか。

 

たしかに。

琥珀色に澄んだシェフのコンソメスープからは

あっさりしているようで、深みがあって。

濃厚なようで、涼やかに喉をとおり過ぎていく・・・。

そんな、うまみ「ギュ」な感じの、完成された味がしてきます。

コンソメスープS.jpg

 

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このブログ記事について

このページは、CHEFが2009年11月21日 17:51に書いたブログ記事です。

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