サクラ、サク。

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もう、桜の花が、ちらほらと咲き始めました。

春の訪れは、やっぱりウキウキしますね!

 

そんなウキウキ感を、あまがせ産婦人科のなかでも感じていただこうと

保育士スタッフたちが、院内授乳室の壁に桜を咲かせています!

春壁画.jpg

桜の名前の由来って、いろいろな説がありますが

木花開耶姫(このはなのさくやひめ)、というお姫様の

   「さくや」→「さくら」 とも。

 

木花開耶姫は、桜が咲いたように、美しかったのだそう。

 

なぜなら、高千穂からやってきたニニギノミコト(天照大神のお孫さんですね)が

一目ぼれして、結婚を申し込んだくらいですからね。

春壁画②.jpg婿になりたいというニニギノミコトに

木花開耶姫のお父さんが出した、結婚の条件は

 「木花開耶姫だけでなく、お姉さんもいっしょにもらうこと!」

 

どうせなら、もらえばいいのに~~、と思いますが

でも、ニニギノミコトは、木花開耶姫に一途だったらしく

もったいないことに、その条件を断ります。

お姉さんは、さほど美人ではなかった、と伝わっております。ハイ。

 

ところが、木花開耶姫には  「花のような繁栄」

お姉さんの石長姫には    「石のような強い命」

が、それぞれ約束されていたのだとか。

 

ということは。

「石のように強い命」は断っちゃたんですよ。ニニギノミコトさんは・・・。

つまり。メン食いが、人間に命の限界をもたらしたわけです。

 

でも、桜の花をみるとき、毎年のことながら、その美しさに驚いて

なんだか胸のおくが、ざわざわしてしまうのは・・・。

桜の花も、すぐに散ってしまうし

自分たちの命にも、限りがあることを、頭のどこかで、考えてしまうからかも。

 

それでも、桜が咲くと

やっぱり足をとめて、空を見あげてしまう。

その気持ちは、ニニギノミコトとおんなじ、ということなのかも・・・・。

春壁画③.jpg

 

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このブログ記事について

このページは、NURSEが2010年3月23日 16:17に書いたブログ記事です。

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