葉酸は赤ちゃんの脳や脊椎の元になる
神経管が正常に出来ない「神経管閉鎖障害」と
とても関係があります。
神経管閉鎖生涯は、背中にこぶができて
症状が重いと歩けなくなる二分脊椎や
脳ができない無脳症などがあります。
葉酸がこれらを防ぐのに役立ちます。
葉酸のサプリメントを接種すると
障害の発症率が30~70%下がったという
結果が発表されています。
実は野菜だけではなく、鶏や豚のレバーや
豆、わかめなども葉酸を豊富に含んでいます。
葉酸は熱に弱く、水にも溶けやすいので
調理時のゆで汁にも流出してしまいます。
また、体内にもたまりにくいので
毎日とったほうがよいと言われています。
この図を見ても分かるように、一般的に摂取推奨量は
ギリギリ満たしていても、若くなるほど摂取量は減る傾向にあり
20代女性は一般的な摂取量も満たしていません。
そして、気をつけたいのが摂取のタイミング。
胎児の中枢神経の障害は妊娠初期に起きるため
摂取が勧められているのは妊娠の3ヶ月後まで。
つまり、妊娠に気づいてからでは遅く
妊娠前からとっておいたほうがいいのです。
葉酸はサプリも有効です。
当院でも葉酸サプリの販売を行っていますので
お気軽におたずねください。
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